MONTH

2020年4月

支援における「遊びの発達段階」を考える

遊びの発達段階とは? 発達支援において「遊び」は重要なテーマです。 「遊び」の中で、子どもたちは様々な力を身につけていきますので、今回は「遊びの発達段階」について紹介します(^ ^)     子どもは生まれてから発達段階に沿って遊びも成長していきます。 1、愛着形成期(養育者と子どもで関わりながら遊ぶ段階) 2、感覚遊び期(ガラガラ:聴覚、メリーゴーランド:視覚、たかいたかい: […]

トラブル後のソーシャルスキルの高め方 〜すぐ謝れる子と謝れない子の違い〜

トラブルがあると・・・ 子どもの生活はトラブルの連続です。それは、悪いことではなく、トラブルを経験する中で学び、社会に適応していく大事なステップです。   しかし、大人がトラブルの仲裁に入ると、「ごめんさない」とすぐに謝れるがいる一方で、謝ることができない子がいます。大人としては、「とりあえず喧嘩したことは謝ろう!」と伝えますが、頑固な態度につい、 「謝りなさい!」「あなたもやったんでし […]

同時に考える力と順番に考える力 〜同時処理と継次処理〜

人には得意不得意がある 片付けるのが得意な人、苦手な人 作文が得意な人、苦手な人 地図を読むのが得意な人、苦手な人 どんな人にも得意不得意があります。   これには色々な要因がありますが、脳の情報処理のタイプで決まることが多いです。 自分のタイプを把握すると、苦手なことも解決策が見つかるかもしれません(^ ^)   そんな脳のタイプの中から今回は、同時処理と継時処理について紹介 […]

パニックになってしまった子への対応事例 〜スモールステップと共感と言語化の使い分け〜

放デイや学校現場にいると、パニックになった子どもに対応する場面によく遭遇します。   どんな人でもパニックになる可能性はありますが、教育・児童福祉の現場ではASDのこだわり行動や感覚過敏など特性をもっている子に対して、大人が特性対応を知らないで引き起こしてしまうケースは多いです。   今回は、中の人がパニックになった子どもに対応した時のエピソードと、その時に使った方法を合わせて […]

視覚優位と聴覚言語優位 〜得意を活かした支援を考える〜

得意を生かす 発達障害者支援において「得意を生かす」という言葉がよく使われます。 そして、発達障害者(特に自閉症の当事者)においては、 「『視覚優位』の人が多いので、視覚支援を意識しましょう」 と知っていて当たり前のように扱われます。   しかし、視覚優位、聴覚優位と一口に言っても、実際にどんな様子を指しているのか?どう活用できるのか?など細部まで知っている支援者は意外と少ないです。 今 […]

ディスレクシアの人には隠れた才能があるかもしれない 〜特徴的な仕事×支援方法〜

ディスレクシアとは? ディスレクシアとは、LD(学習障害)と呼ばれる発達障害の中で、「読むことに困難のある症状」のことを指します。 文字は、現代社会においては「読めて当然」という存在ですので、ディスレクシアを抱える人は、様々な場面で困り感を抱えてしまいます。   一方で、ディスレクシアを抱える人には、ある特定の能力が高い人が多いことが昔から知られています。 本日は、そんなディスレクシアに […]

定期講演会

定期講演会では、発達障害、愛着障害、不登校、いじめ、学習支援、ソーシャルスキルトレーニングなど、様々なテーマで毎月開催しています。 支援情報をより多くの方に知っていただくために、開催しておりますので、ぜひお越しください。 イベント情報

子どもは「教師の魅力」をどう感じているのか? 〜6つの力と小中高の違い〜

教師の魅力 学校において多くの子どもは、魅力的な先生に担任をしてほしいと願っています。 もちろん先生もそれを理解しているので、面白い授業や学級経営を日々考え続けていますが、やはり「あの先生は当たり!」「今年はハズレだったわ」のような評価が存在することも事実です。 これには色々な要因がありますが、そもそも先生が「子どものニーズ」を把握していないことが原因にあるかもしれません。先生が一方的に良いと感じ […]

ICT機器の活用は、本当に子どもの学力を伸ばすのか?〜PISA調査の報告結果を特別支援教育の視点から考える〜

ICT機器の活用は、本当に子どもの学力を伸ばすのか? こんにちは!こども発達支援研究会です! 本日のテーマは「ICT機器の活用は、本当に子どもの学力を伸ばすのか?〜PISA調査の報告結果を特別支援教育の視点から考える〜」です。 近年、教育分野にICT機器の活用が進められています。これは、困難のある子の学習支援や生活の質を高めるために、大きな力となると言われています。 しかし、人々の思いとは裏腹にな […]

学習障害とは何? 〜3つの症状とその原因〜

見過ごされている  今回は、LD(学習障害)の紹介です。実はADHDやASDよりも人数が多いと言われてますが、行動面の問題が目立たず、見過ごされている当事者が多いと言われます。  ぜひ読んでいただき、LDの子への支援にお役立ちいただければ幸いです(^ ^) 学習障害・限局性学習症とは?  この記事ではLD(学習障害)について紹介していきます。現在は、SLD(限極性学習症)と呼ばれることが多いので、 […]

こども発達支援認定トレーナーコース

こども発達支援認定トレーナーコースとは?  こども発達支援認定トレーナーコースは、発達障害の基礎知識と特性を踏まえた具体的な支援方法を学び、より深く子どもと関わる力を高めたい支援者を対象としたコースです。 プログラムは、科学的根拠に基いた支援方法を、当研究会員が学校、放デイ、児発、就労支援など様々な現場で実践し洗練したものがベースとなっていますので、現場ですぐに使える内容に特化しておりま […]

ASD(自閉症スペクトラム)の子に伝わる4つの指示の出し方

指示が伝わりにくい? 自閉症スペクトラム(=以下ASD)を抱える子は、 社会性の困難 こだわり行動(感覚の困難を含む) と言う特性があります。(DSM-5による)また、それ以外にも様々な特性をもっているケースが多く、0〜100まで連続しているというイメージで「スペクトラム(=連続体)」の言葉が使われています。 「社会性の困難」と言う言葉は、周囲の大人一方的な見方であり、賛否両論ではありますが、支援 […]

発達障害とは何か? 〜法律に基づく3つの特徴〜

自分も発達障害?  最近は、「発達障害」という言葉がメディアを通じて、日常会話でも使われるくらい一般的に広まってきました。数年前は考えられないような状態です。しかし、広まった結果、「あいつは発達障害だ!」という一方的な決めつけが起きたり、「自分はもしかして発達障害ではないか?」と疑心暗鬼になってしまう人も出てきました。  この記事では、「発達障害とは何か?」ということを説明して、正しい理解を周知し […]

特別支援教育が大切な理由 〜発達障害×グレーゾーン〜

なぜ特別支援教育が重要なのか?  現在、教育現場・療育現場では「特別支援教育」の重要性が高まっています。しかし、特別支援教育とはそもそも何なのか、ということを最初に紹介します。  まず皆さんは「特別な支援が必要な子」と聞いてどのような子を想像するでしょうか?とある講演会でこの質問をすると、 「発達障害のある子」 「家庭環境が良くない子」 「教室で授業に参加できない子」 など色々な意見が出ました。 […]

(終了しました)第6回発達支援研修会 〜発達障害の基本と最新情報〜

【基本情報】 日  時 2020年5月3日(日) 13:00~15:00 会  場 ZOOMによるオンライン講演会 参加費 無料 【講座内容】 第1部「発達障害の基本と最新の話題」13:00〜14:30 担当:前田智行(こども発達支援研究会) 第2部「質疑応答&交流タイム」14:30〜15:00 ※終了後、ZOOMの部屋をそのまま使い1時間ほど懇親会予定です。 【講演テ […]

第5回発達支援研修会 〜発達障害と不登校〜

【基本情報】 日  時 2020年5月2日(土) 13:00~15:00 会  場 ZOOMによるオンライン講演会 参加費 無料 【講座内容】 第1部「発達障害と不登校」13:00〜14:30 担当:前田智行(こども発達支援研究会) 第2部「質疑応答&交流タイム」14:30〜15:00 ※終了後、ZOOMの部屋をそのまま使い1時間ほど懇親会予定です。 【講演テーマ】 コ […]

ADHDとは? 〜診断基準×行動の特徴×子供と大人の違い〜

ADHD とは? ADHDは、発達障害の症状の中でも有名な症状です。 最近は、芸能人の 栗原類さん パリス・ヒルトンさん ブリトニー・スピアーズさん などの方々もADHDの診断を受けていることを公表しています。 一方で、同じ発達障害のASD(自閉症スペクトラム)などと比較して「軽い」症状だと思われているケースもあります。これは、症状があってもコミュニケーション能力の高さで乗り切っている人が多かった […]

「話の聞き方」を教えるときの4つのポイント 〜静×聞×聞き方×定着〜 

話の聞き方が身につかない・・・ 子どもへの大切な指導に「話の聞き方」があります。 先生が大事な話をしているときに、後ろを向いておしゃべりをしている 友達の発表のときに鉛筆をいじっている 自分の話だけして、相手の話を聞かない 話の聞き方が悪いと相手の子も話しづらくなりますし、子どもたち自身の「話す力」も伸びなくなります。 しかし、話を聞く大切さを教えても、なかなか覚えてくれないケースが多いです。特性 […]

注意力とは何か?〜4つの注意機能から支援を考える〜

注意力とは? 発達障害の分野ですと「注意」という言葉は、ADHD(注意欠如多動症)という言葉が思い出せると思います。 注意機能は、実は様々な脳機能の土台となっており、認知症や高次機能障害などリハビリテーションの分野では、よく扱われるテーマです。   発達障害と同じく、脳機能に関連する疾患なので、高次機能障害で扱われる「注意機能」の話は、発達障害者支援でも有効な面は多いので、今回は「注意」 […]