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講師ブログ

発達障害の二次障害とは?〜原因・症状・行動〜【予防と対応のステップ】

発達障害の当事者の方の中には、二次障害も合わせ持つケースがあります。二次障害によって、元々の発達障害の症状が見えにくくなってしまったり、より困り感が大きくなってしまうこともあります。 この記事では、 発達障害の二次障害とは何か? なぜ二次障害が起きるのか? 二次障害を予防するための方法は? 二次障害が起きてしまった時の対応は? などを説明していきます。 発達障害とは 発達障害とは、ADHD(注意欠 […]

凸凹マップ!第1回【後編】発達障害体験談〜苦手じゃないことを細々と〜

前編のふりかえり 前編では、ももんがさんの子どもの頃から発達障害の診断を受けるまでを振り返り、語っていただきました。 「発達障害の診断を受けたことで対処法が分かり、希望が見えた」と話すももんがさん。しかし数多くの挫折もあったそうです。 後編では、成人になった後、今のお仕事に就くまでの過程を綴ります。 発達障害体験談 二次障害を発症し、うつ状態に (※二次障害については、発達障害の二次障害とは?〜原 […]

凸凹マップ!第1回【前編】発達障害体験談〜苦手じゃないことを細々と〜

当事者の方からメールが届く ……告知をした時、正直なところ「取材に応じてくれる方はいらっしゃらないのでは」という不安が勝ちました。障害はなかなかデリケートな分野です。 加えて、育ってきた過程を取材するということは、当事者の人は赤裸々な経験を話すことにもなります。 こうした懸念を抱いていた筆者ですが、告知してすぐに一通のメールが届きました。ADHDとASD当事者の人からでした。「お役に立てれば幸いで […]

ADHDの人が遅刻する3つの原因

遅刻が多い ADHD(注意欠如多動症)を抱える人の特徴として「遅刻が多い」という特性があります。 日本では、遅刻=相手の時間を奪う失礼な行為という認識が一般的であり、遅刻が多い人は生きづらさを抱えることが多いです。 そのため、ADHDを抱える人が遅刻が多い理由を理解することで、当事者と周りの人の相互理解が進み、困り感が減りやすくなります。 なぜ遅刻をしてしまう?〜理由と対処法〜 ADHDで遅刻が多 […]

自閉症療育の歴史を知ろう 

はじめに 発達支援の業界では、数多くの療育方法が存在します。 療育は早期から始めることで、将来の行動面・思考面で予後が大きく異なるため、親御さんは我が子に適した療育を必死に探します。 しかし、現在は数多くの療育プログラムが存在し、一体何にどんな特徴があり、どんな療育が良いのかなかなかわかりづらいのが現状ではないでしょうか? 今回は、数ある療育の中でも日本で展開されている主要な自閉症療育をまとめてみ […]

障がい者雇用とは?〜対象となる人、現状(人数、賃金など)〜

障がい者雇用とは、事業主や自治体が障がいのある人を対象として行う雇用形態です。 障がい者の方が企業や自治体などで働きやすいように、また健常者の方と比べて不利になることがないように厚生労働省が作った制度です。 この記事では、  ◯ 障がい者雇用の対象となる人 ◯ 一般雇用(通常の雇用)との違い ◯ 障がい者雇用の現状 などを説明しています。 障がい者雇用とは 先に述べたように、障がい者雇用とは、事業 […]

【多様な個性の活かし方】全ての人が輝ける人生を考える!障がい者雇用の実態とは(DIC株式会社・DICエステート株式会社)

はじめに 多様な個性を活かすには、どうしたらいいのでしょう。 こども発達支援研究会では、発達障がいの子どもを対象に、支援の方法を日夜模索しています。 支援のゴールの一つに、社会生活があります。就労して、自立して生活するということです。 発達障がいに限らず、障がいを持つ人にとって、就労には大きなハードルがあります。身体障がい、知的障がい、精神障がい(発達障がいはこの中に含まれます)、みんなそれぞれ大 […]

認知機能を改善させる運動とは? 〜過去30年間の知見を分析から〜

認知機能を改善させる運動? 前回記事で、運動が認知機能に与える影響を研究した国際共同研究を紹介しました。 上の記事でも紹介した、筑波大学 紙上敬太准教授は、バーゼル大学(スイス) Sebastian Ludyga博士らの研究グループとともに、「どのような種類の運動が認知機能を改善させるのか?」という研究を発表しています。 紹介されている研究で分かった事は、以下です。 1、運動の種類は? % […]

習慣的な運動は子どもの認知能力を高める? 〜運動の影響と個人差の研究〜

学力を高めるには? 子どもが勉強が苦手だと、親御さんや先生はなんとかしてあげたいと思います。 しかし、ネットで調べると有名な進学塾から、怪しげな教材まで様々な方法が紹介されているため、「何が正しいの?」と混乱してしまうこともあると思います。 実際、学力へのアプローチは様々ですが、今回は、筑波大学 紙上敬太准教授と神戸大学 石原暢助教授が参加する国際共同研究より、運動と認知能力・学力に関する面白い研 […]

「ご褒美に頼ってはいけない!」という言葉は要注意? 〜ADHD×報酬系機能の障害〜

ご褒美を使ってはダメ? 子育て本や教師向けの専門書には、「子どもはご褒美を使ってはいけません。ご褒美を設定すると、ご褒美のために動いてしまう。子どもが自発的にやる気を出すので、それを生かすことが大切なのです」というように、ご褒美否定説を紹介している本は多いです。 一方で、現場で子どもを見ていると、うまくいく子もいる一方で、 ▶︎ 自発的な活動が少ない子▶︎ やる気を生か […]

LD(学習障害)を抱える子への読み書き指導全体図

読み書き指導 勉強ができなくて悩んでいる子はたくさんいます。 ・計算が遅い・文章問題が解けない・漢字が覚えられない このように学習に困っている子への支援方法は日夜、研究・開発をされています。 今回、我々研究会でも、読み書き指導の研修会を行うことになりましたので、指導方法をまとめてみました。 全体図 こちらの全体図は、主に読み書き障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)の子へ支援をする際 […]

才能は遺伝か、環境か? 〜遺伝と環境の相互作用の3パターンから考える〜

才能はどうやって決まる? 人の才能はどのように決まるのでしょうか? 親の遺伝?育ってきた環境?色々な意見がありますが、現在では「遺伝と環境の相互作用」という説が主流となっています。 そして、アメリカの発達心理学者の「アーサー・ジェンセン」は、「遺伝的な可能性が花開くのにどれくらい環境が左右するかは、特性ごとに違う」という説を提唱しています。 例えば、身長など遺伝的な要素が大きい特性もあれば、知識・ […]

子どもに伝わる叱り方とは? 〜発達段階に沿って言葉を変える〜

相手のことを考えない発言 子どもは発達段階の途中ですので、衝動的に行動することも多いです。つい、「相手のことを考えなさい!」と叱ってしまうこともあるかと思います。 しかし、叱っても時間が経てば同じことを繰り返す。何度言っても変わらない、そんな時もあるかもしれません。 子どもが喧嘩をしていたら・・・ 例えば、放デイの療育の時間 ▶︎ Tくんが、Yくんに「そんなの簡単じゃん!」と言う&# […]

『人の役に立ちたい』と思うことは危ない?自己肯定感のあり方を考える

自己肯定感の調査 内閣府では、子ども・若者育成支援推進法に基づき、「子供・若者白書」を作成しています。 こちらの資料では、日本と海外の若者が比較検討した資料が公開されており、日本の若者は自己肯定感が低い、ということが報告されています。 このような調査をもとにして、自己肯定感を測っているわけですが、ほかにも、 ▶︎ 自分には長所があると思う▶︎ 自分の考えを相手にはっきり […]

発達障害は増えているのか? 〜これまでの研究から考える〜

発達障害は増えている? 発達障害は増えているのか?というテーマは、長年議論の的でもあります。 「『発達障害』という言葉が出てきたから、今まで見過ごされていた人たちが診断されているだけでしょ」という「増えていない」という主張がある一方で、 「概念が生まれた後も、有病率がどんどん上がっている!何か原因があるのでは?」と思い、「発達障害は増えている」と考える人もいます。 特に、「増えている」と主張する人 […]

感情の整理が苦手な子の原因と、アンガーコントロールを教える方法

アンガーマネジメント アンガーマネジメントの重要性は、よく言われます。しかし、実際にキレやすい子に感情コントロールの方法を教えるのは大変です。 また、アンガーマネジメントも種類がありますが、今回はASD(自閉症スペクトラム)があり、認知が偏っているケースでの教え方を紹介します。 横断歩道を渡ろうとすると ASDの子は、様々な特性を持っているが故に、世の中の捉え方も、定型発達の人とは異なっていること […]

<振り返り>6/7第10回こども発達支援研修会

6/7第7回こども発達支援研修会 6/7に第10回こども発達支援研修会を行いました(^ ^) 今回も、皆様がとても暖かく参加していただいたおかげで、楽しく深い学びができました。 次回もよろしくお願いします! 質問 アンケートに質問をされた方へのお答えです。 「もう少し会の中で、具体的事例を扱っていただけないでしょうか?」 →具体的な事例は、子どもの個人情報にも関わってくるものがあるので、研修会の中 […]

パニックになりにくい子の特徴

パニックになる子 子供を育てていると、パニックになっている子に対応する瞬間がたくさんあります。 喧嘩をした 嫌なことを言われた 自分の主張が通らない 成長中の子供たちにとって、時には爆発してしまうことは、誰にでも起こりうることです。(これは大人でも同様ですね笑) パニックになりにくい子 逆にパニックにならない子、気持ちが安定している子にはどんな特徴があるのでしょう? 色々な要素がありますが、 「嫌 […]

過集中とは何か? 〜メリット・デメリット×対策〜

過集中とは? 発達障害を抱える子に多く見られる特性の1つに「過集中」というものがあります。 過集中は、その名の通り「過剰に集中しすぎてしまう」という現象です。 過集中は、発達障害を抱える人の強みとして紹介されることが多く、よく知られた現象ですが、実はなぜ起こっているのか?という状態を研究した論文や報告は実は少ないです。 主には、 ①ADHDが目の前の楽しいこと(報酬)に対して反応しすぎて、やめられ […]

ワーキングメモリ支援を通して、子どものレジリエンスを高める方法② ~具体的な支援方法編〜

ワーキングメモリとレジリエンス 前回「ワーキングメモリが低い子はレジリエンスを高めにくい」という話をしました。(以下:ワーキングメモリ=WM) 今回は、具体的にレジリエンスをどう高めていくのか?という話をしていきます。 まずレジリエンスを高めるには、目の前の課題に対して   「過去の経験からどのような困難か明確化する」(記憶) 「何をすればいいか考える」(思考・判断) 「どうい […]